4.竹之高地開祖の碑

 この石碑は、竹之高地町の中央にある、竹之高地の始まりの家の跡地に建立されています。
 竹之高地町の始まりについては諸説ありますが、一説によるとかの有名な武田信玄の家老「原美濃守(はら みののかみ)」が長篠の戦で敗れた際にわずかな家来とともに落ち延びた地がのちの竹之高地ということだそうです。そしてその時最初に建てられた家がこの石碑のある場所にあったのです。

 夏と冬には「百八灯」の祭事が行われ、最終地点としてろうそくで幻想的な風景になります。左の写真は2015年2月に行われた冬の百八灯の時の写真です。
 冬は豪雪地帯のため石碑が完全に埋まってしまうほど雪が降ります。百八灯の際は有志で除雪し、雪に穴を掘ってそこにロウソクを立てます。石碑の周りは特に美しく飾られます。