雪ほりをせねば

2018-02-07 積雪280cm

 2月4日夜半から降り出した雪がしんしんと降り積もった。風が弱く日本海で西風が吹く時は、魚沼、湯沢、十日町等の山沿いではそれほど降雪量は多くない。北風の時は山沿いに多く積もる。平地の長岡、三条。新潟は平年の2~3倍の積雪量です。竹之高地では平地に降雪が多い時も山に降雪が多い時もどちらの時も降り積もる。昨日竹之高地に行ってきた、3m近くまであった。今朝の降雪で3mを超えたと思う。今週末に雨予報が出ているので屋根の雪下ろしをせねばならぬ。明日か明後日に会社をサボってでも掘らなくてはいけないだろう。とりあえず、雪下ろしをせねば・・・。

天気は良さそうで久しぶりのお天道様を拝めそうです。かんばります!

 

上の写真は2018-02-07の写真です。社務所の1階の屋根が雪で隠れ、入口の三角屋根も埋もれている。

 

下の写真は2017-12-18(積雪60cm)の社務所と一本杉です。

 

 

 

2018年2月8日

冬の晴れ間

2018年 2月4日 少し暖かくなった? 積雪2m20cm

 暦の上では立春ですが竹之高地は寒い。1月29日夜半から31日早朝まで1mの新雪が降り積もった。その反動か2月1日から今日4日までよく晴れた。気温はそれほど上がらず最低気温が-7℃で、今日の昼にようやく+3℃と少し暖かくなってきた。しかし明日からまた大雪の予報が出ています。

 長岡の市街地は30日に50cm以上の降雪量があり除雪が間に合わなく大渋滞でした。国道を除き2車線の道路での片側通行がいたる所で見受けられました。

 写真は2月1日の竹之高地の様子です。積雪は2m50cmを超えていました。

 雲一つない青空の下、屋根の雪降ろしの様子を撮影しましたが、玄関の軒先が降り積もった雪で埋まっていました。今冬2回目の雪降ろしだそうですが屋根の上には1m50cmもありそうでした。1階の屋根の雪は左側の崖まで運んでいきます。母ちゃんと倅で雪おろしをしていたのですがこの日のうちに終わらず、翌日も雪降ろしをしたそうです。母ちゃん曰く、雪が重く、積雪が多いので時間がかかると汗を拭きながら雪ほりをしておられた。近年は雪が少なく3mを超えることは滅多になくなりましたが、1980年ころまでは当たり前のように3mを超え、4mを超えることも珍しくはなかった。家族皆で毎日雪いじりをしないと家が埋もれていた。1階の屋根より雪道の方が高かったと思い出します。

 

2018年2月4日

今冬最強寒波の跡

2018年 1月28日 雪に覆われた不動滝

 1/22日から今冬最強寒波が訪れ東京では大雪に見舞われた。ニュースを見て大都会は大変なんだなーと改めて雪の猛威を思い知らされた。長岡の市内では連日の地吹雪となり、通勤時は車の大渋滞に巻き込まれ、普段20分程度で行けるところが1時間近くかかってしまう。道路脇には除雪された雪の壁に突っ込んで動けない車をたくさん見て、スピードを抑えて走ろうと我が身を振り返ります。仕事で移動中地吹雪となり前の車のテールランプを頼りに走っていたら、突然ハザードランプを点灯させ停止してしまった。車から若い女性が降りてその車の前に行った。私も車を降りて行ったら、軽トラックが左側の除雪された壁に突っ込んで動けなくなっていた。手持ちのスコップで車の前と下の雪を除いてやると車は脱出できた。運転手が礼を述べて走り去って行った。地吹雪には細心の注意で運転をしよう。

 久しぶりに晴れ間が見えたので竹之高地に行ってきた。朝の不動滝は雪に隠れて小さな穴しか見えなかったが昼暖かくなり(最高気温3℃)夕方には水量が増えて雪が溶けて写真のように流れが少しわかるようになった。(写真の右上には不動社が写っているが見えにくいかな・・・)

 竹之高地の積雪は2m超えていました。

 朝不動様に参拝し雪ホリの安全祈願をして、実家の屋根に上り3回目の雪下ろしをした。屋根の上新雪が1mほどであったが、雪が吹雪のせいかすごく締まって重さを感じた。

 竹之高地唯一の住人と犬です。親父さんは幹線道路から自宅までの道路約50mの除雪をしています。この1週間は毎日膝上までの雪が降り玄関先の除雪とこの道路の除雪をしていたと言い、24日には用事があるため車を出そうと朝早くから除雪をしたが、夕方までかかって半分まで車を移動できたのがやっとだったと言っておられた。愛犬が心配そうに親父さんを見守っている。

 

 

2018年1月29日

竹之高地の冬

2018-01-28 

  竹之高地で生まれ育った私はこの季節はあまり良い思い出がない。でもこの雪があるからこそ雪解けの春の楽しみがある。
 11月になると季節風により雨風が強くなる。気温も下がり雨が冷たくなってくる、11月中旬を過ぎる頃からみぞれとなってくる。一番嫌いな季節である。小さな頃は竹之高地で生活をしていたので、いつもコヤムラの山から町の喧騒が聴こえて空が暗くなってくると天気が崩れてくると感じていた。学校を卒業して長岡の平場で働くようになり、長岡から五箇山・鋸山を見ると長岡は曇りでも山には霧がかかりどんよりとした雲が掛かっている。
 12月になれば雪になる。外での仕事はみぞれよりは雪の方がやりやすい。年末までには屋根の雪堀を2回くらいはやっていたようである。40年くらい前の年末に屋根雪を2m以上積もらせてしまい、普段半日で済む雪下ろしを1日かけてやった。近年は竹之高地での積雪は2mを超える程度であるが、昭和40年代までは毎年4mの積雪があったように思える。ここに移り住んだ先祖は、四方を山に囲われて外界から隠れて住むには最適な所であったのだろうか。
 話はそれるがこの長岡地区は冬のあいだ魚沼、新潟より雲が掛かっている時が多い、弥彦山と柏崎の米山の間で雲がかかり、長岡より北側の新潟方面の空は明るく雲が切れてなく晴れている、また南側の小千谷・魚沼方面も晴れて、お日様に当たって雪山がよく見える。なぜこの長岡だけ雲がかかりやすいのか・・・?
 1月はシンシンと静かに雪は積もる。小さい頃はオヤジが出稼ぎでいないため、朝の玄関前の雪のけから隣の家までの道付けは私の仕事であった。一晩に1mの雪が降るのは珍しくはなかった。玄関の引き戸を開けると自分の背丈に近いほどの雪が積もっていた。これをのけて道付けしないと小学校に行けないのである。朝飯前にコシキでホラゲの雪ホリを頑張った記憶がある。電柱も埋まり配電線をまたいで学校にいったことも記憶にある。電力事情が悪くあちこちで切れて停電となると1週間も電気がない時代もあった。家の窓が塞がっているので1日中暗く、年取った婆さんが火たきをする囲炉裏の火が明るく暖かく感じた。正月の餅を焼いたり、酒の骨を炙って食べさせてもらった。
 2月になると風が強くなり、ふきだまりとなり、せっかく開けた玄関先は脇の雪より低いので、雪が溜まる。茅葺きの屋根の雪掘りは平屋根の半分の回数で良いが、3回も下ろせば家の周りは二階の屋根と同じ高さまでの雪の量となり、2階から出入りした経験もあ。
 3月になれば雪は降っても20-30cmで少なく、暖かく晴れる日が多くなって、雪の白さに映える青空が広がり、春がすぐそこに来ていると感じられて、自然とウキウキしてくる。いっときも早く春を感じたいので家の周りの雪のけをして「おにゃ」の土を出したいと雪堀を頑張る。学芸会、雪上運動会、卒業式といろんな行事が思い出されます。
 4月になれば雪解けが進み不動滝は茶白濁した水が大きく溢れ轟音とともに落ちていきます。山には5月のはじめまでは沢の奥の田んぼにはまだ雪が残っていた。また、雪解けは人々の一番の楽しみである春の恵である大好きな春の山菜たちが芽を出します。雪が少ない年は作物の生育が悪く、山菜も一味足りないような気がします。雪が多く降るから人は雪解けが待ち遠しく、山菜も苦味を増して美味しくなるのだろう。

 

 

2018年1月28日

今冬初めての雪ほり

2018年 1月6日 雪おろし  

 今冬1回目の雪ほり(屋根の雪おろし)をしました。屋根の上は120cmの積雪でだいぶ重たい雪でした。2時間の作業でしたが、日頃の運動不足もあり、年末年始に飲み貯めた酒が全て汗となったようです。でもこの今年初めての青空は気持ちよかった。はしばさんも昨日の雪掘りだったようですが、蓬平地区では年末に雪ほりした家がだいぶあったようです。

 写真は不動社社務所前の道路からフキロ沢を撮影(12/18の写真と同じ場所)、一面の銀世界となりました。昨日からの雪は10cm程度で除雪車は出動しませんでした。この道路の雪上にうさぎが喜んであちこちに遊び跳ねたようでたくさんの足跡が残っていました。(写真では見えにくいのですが・・・)

2018年1月6日

年の暮れ ~雪下大根~

2017-12-31  年の暮れの行事 


 毎年年末に正月用の大根を収穫に山の畑に行く。雪の下から採った大根はみずみずしく甘く旨いのだ。今日は柔らかい雪がスコップと同じ高さで90cmあった。雪を掘りそっと抜いたつもりであったが1本目は土の上からポキッと折れてしまった。2本目からは土をちょっとよけてからそっと掘り出した。旨そうな色よい大根が採れた。残念なことにカメラの電池がなくなり写真はない。10本ほど収穫し、畑から降りたところにいた人に1本づつ配った。みなさんとても喜んでくれた。

 

 晴れ間があったので竹之高地に来てみたと、小さな孫を連れた一家が雪の上でソリ遊びに興じていた。小さな子供と若い親がこうして雪の上で遊ぶ姿は何十年ぶりも前の竹之高地の正月の風景を思い出しながら山を降りた。

 

 

2017年12月31日

冬の到来

12月18日  積雪が60cmに

 今冬は大雪となるのではと報道されています。雨が降り、静かになってきたと思い外を見れば雪がしんしんと降ってくる季節となりました。また、12月18日には竹之高地で60cmの積雪を観測しました。寒い日が続きます。ご自愛下さい。

不動社では正月三が日に先達(修験者)によるお祓いが予定されております。初詣にいらしたときはぜひお祓いを受けで無病息災、家内安全等をご祈願ください。

 

 

 

2017年12月18日

初雪が根雪に

12月3日 初雪がそのまま根雪になりそう

 不動様の後山ごへの田の脇から枡形山(クワサガシの山)を中央に撮影した。木の葉は落ち山肌に雪が見える。手前の山道は雪で白くなっている。拡大すると写真中央あたりに竹之高地までの道路が見える、不動様までは道路脇に除雪車がかき分けた残雪が見られる程度で、乗用車で楽々来れる。

下の写真はホンジョウへの山道、軽自動車が何台か通った跡がある。積雪は10cm以上であった。

 

 11月16日竹之高地と同時に長岡市街地でも初雪となった。そのまま降ったり止んだりで1週間後の24日には積雪40cmとなり、今日(12/3)も山には残雪があり、どうも根雪となってしまったようです。

今年の秋は晴れ間が少なく10月~11月はほとんど雨が降っていたように思える。異常気象で寒気が訪れて例年より早い雪に竹之高地の畑には収穫前の野菜がたくさん残っていました。スコップ、スノーダンプ、果てはユンボで山道の除雪をして四輪駆動の軽トラでホンジョウに、東山に収穫に向かったようです。11月26日にはデアイの付近の養鯉池への道を4人の男たちが積雪20cm以上もある急な山道を除雪をしていた。明日か明後日に800匹の2才鯉を池から上げるのだと頑張って除雪をしていた。こんな寒い中池の水は雪が降って冷たくなっているだろうに、水の中から素手で・・・鯉も人も大変です。

よく晴れた12月3日に山を見てきたが、雪はまだ溶けずに除雪の跡と軽自動車が雪に滑りながら山道を蛇行した軌跡がきれいに残っていた。私も畑の大根(雪下大根?)を少し掘ってきた。少し甘味だ出てきたとうちのかあちゃんが言っていた。

またこの雪で冬眠前の山のクマも慌てたようで、人里近くまで降りてきたようです。ホンジョウに行く途中、コダキとの分岐点付近で大型のクマと遭遇して命からがら逃げてきたと通報があった。この人はカーブを曲がったところでクマと出会ってその距離は20mくらいで体長は1m以上であったと話していた。後日山の男たちが現場に行ってみるとクマとの距離は10mそこそこで、15cm位の熊の足跡がくきりと残っていたそうです。金倉山を住処にして竹之高地もテリトリーにしているクマでは?ないかと見られている。

 

 

2017年12月3日

クマが出た

11月7日 クマの目撃情報の回覧が届きました

【蓬平駐在所】より

  10月27日午前8時30分ころ

  村松町 社段付近で

  クマ1頭(体長1m)

  の目撃情報がありました。

 屋外での作業時は特に注意を払い、不用意に山林に入ることは控えるようにしましょう。

先日の日曜日になめこが出た!と報告したのに・・・

上記の村松・社段に出没するクマは竹之高地の南蛮~西山~金倉山を生息エリアにしているようです。私自身今年の初夏に「ガンバタケ」でクマの親子に遭遇しています。親グマが「グルルル・・・」と唸ってから気がつき、距離約30mでした。竹之高地ではどこにでもクマが出没するようです。

山に入るときは大きな音でラジオを鳴らし、笛を吹き、高く響く音のする鈴をつけて、単独行動はせず、大人数で秋の山を楽しみましょう。万一の際の外部との連絡手段も考慮してください。

また、竹之高地ではNTTドコモの携帯電話はほとんどエリア外です。AUの携帯はだいたいの場所で通話ができます。

今週末からは冬の寒さが訪れるような天気予報です。竹之高地では冬囲いを急ぐ時期となりました。今年は農作物の収穫も半ばなので、初雪はできるだけ遅く(個人的にはホワイトクリスマス)にと祈ります。

(2017.11.09一部修正)

 

2017年11月7日

なめこの初収穫

11月5日 竹之高地で「なめこ」が採れた

 今年はアマンダレがあまり採れなかった。皆が待ち焦がれたなめこの季節が来た。山の元住人が時間を見つけては雑木林の中に入っていった。今日もひと仕事を終えてから山に入った彼がお昼に大喜びで社務所に帰ってきた。彼は一本の枯れ木から10kg近くのなめこが取れたと喜んで、満面の笑みを浮かべて見せてくれた。ひらたけは小さいのが出始めたと言っていた。他にも家族で山に入ってなめこが少し採れたと見せてくれた。

 なめこ採りは木々の葉が落ち始めるこの時期の楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年11月6日