11月3日 ブナの枯葉 落ち始めた
猿倉・枡形山のブナ林の紅葉がゆっくりと落ちて、山の峰から針ボウズのように見えてきた。今週末あたりが山の紅葉の一番の見ごろになるでしょう。今日の竹之高地は久しぶりにすみきった秋の空に恵まれ、多くの人が訪れ、不動様・不動滝周辺で紅葉を楽しんでおられた。
竹之高地に来る道中、村松の奥・弁天さま周辺の岩山の紅葉がきれいです。車を降りてゆっくり眺めることしばしばです。見頃は今週末から来週までと思われます。
不動滝の周りでヤマユリが咲いた。
ヤマユリが咲く頃は、学童は夏休み、当然梅雨は明けて、真っ青の空に入道雲、うるさくセミが鳴き、暑い夏となっているはずだが、今年はなかなか梅雨梅雨が明けない、7/24の月曜日夕方大雨となり村中の太田川が濁流でまた先週のようにあちこちで土砂崩れか・・・と心配したが夜遅くには雨足は弱くなりホッとして眠りに就いた。7/26水曜日の夕方に竹之高地に行くと、社務所前の不動滝上方にヤマユリが開花していた。今日改めて写真を撮って来た。3株がきれいに咲いていました。
下の不動滝の写真では右上の崖にヤマユリの白い花を見つけた。
写真をクリックして大きくすると見えてきます。
竹之高地で今年は一株に50ヶ以上のつぼみをつけているヤマユリがあります。開花にはあと2~3日かかりそうです。川沿いの小学校・教員宿舎の北側に惣蔵の元住人が知人より譲り受けた球根を2-3年前に植えたのが、今年たくさんのつぼみをつけたそうです。たくさんのつぼみをつけているためか少し小さめですが開花はぜひ見てみたい。明日(7/30)またきてみますが、咲いたら写真に撮りたい。
梅雨前線が活発で今日も九州で水害が報道されています。被害がこれ以上広がらないことを祈ります。
左の写真はは今朝 朝日のあたる直前の不動滝です。7/4の写真のような濁流はおさまり、清流の中に鯉の滝登りが見えていました。滝壺に降りると水は冷たく透明で川底のゴツゴツとした岩肌が見えました。滝に落ちる水が霧のように降りかかり、少し冷たく気持ちの良い風が通り過ぎてゆきます。ちなみに今朝の最低気温が18℃でした。
天気予報では明日7/8も晴れ、明後日7/9も晴れの予報です。
7月9日(日)の不動滝の滝開きはスッキリと晴れ上がり、最高気温は31℃と予想されています。
昨年の滝行では「落ちてくる水流は思いのほか強く、頭でまともに受けることができません。打ちつける水は冷たく、心が洗われます」と感想を言っていました。
今の時期午後2時ころには滝壺から見上げると滝上にお日様を拝むことができます。思わず手を合わせてしまいます。
滝の下まで見学通路がきれいに整備されていますので、滝行を見に滝の下まで行って、マイナスイオンを十分に浴びて心身ともリフレッシュしてください。
先日(6/30)から雨が降り続き、注意報、警報が出続けていました。県内各地で被害が出ています。夕方には解除されたので竹之高地に行ってきました。川の水量は多く、山の畑は水浸しとなり入れるような状態ではなかった。
不動滝の写真です。朝方はもっと水量があったみたいです。村を流れる川の中の草がなぎ倒されています。この写真を撮ったのは夕方4時ころで、村の川では草の倒れている最高位より30~50cmは水量が減っていました。でも不動滝では轟音と共に水しぶきに包まれていました。
明日から梅雨前線が下がり、雨が上がり、金曜、土曜と晴れる予報です。この週末7月9日(日)の不動滝の滝開きは予定通りに執り行われるでしょう。水量も滝行に合わせてちょうど良くなると思われます。
左の写真は一昨年の滝行の様子です。
雨降りが小休止した時、山からの帰り際の道端にホタルブクロの白い花を見つけた。夕方、不動様の一本杉の根元にもホタルブクロが咲き始めていた。
この花が咲く頃に蛍が舞うと思い、先日から夜の山に入りホタルを探していますが、まだ今年はホタルを確認できていません。
子供達がこの花の中にホタルを入れて遊んだことから、ホタルブクロの名前がついたと言われますが、実際の語源は、花の形を提灯に見立てた、火垂袋(ほたるぶくろ)説の方が納得がゆきます。
「子供の頃に、この花の中にホタルを入れて遊んだ」と元住人が言っていました。
竹之高地で自生しているのは『ヤマホタルブクロ」だそうです。一般にヤマホタルブクロは紅紫色をしいるそうですが、竹之高地では白花しか見たことがありません。
この花を見つけると「春が終わり、いよいよ梅雨(夏)だ」と私は思うのです。
6月24日 梅雨の晴れ間
先日(6/21)に新潟県が梅雨入りしたと報じられた。今日は朝から晴れ上がったがなんとなく蒸し暑く感じられた。
山道の途中の水気のある岩場で『スゲ』をとっている人を見かけた。センターで年寄りが集まって笹団子を作るために、毎年ここでとっていると言っておられた。慣れた手つきで茎周りの枯れた葉を取り除き、綺麗に並べている。少々干してから笹団子を縛るのに使うのだそうです。
お昼に山から下がり不動様に来たら社務所脇に朝取ったスゲが干してあった。
昔のこの時期の竹之高地では田植えが終わり、蚕を飼っている人が多かったためか、コアゲ(蚕がまゆに包まれた蛹になって出荷した頃)の7/20に笹団子を各家庭で作っていた。
昔は『スゲ』の刈り干した葉を編んで『ミノ』や『スゲ傘』を作る近所のじいさんの姿を見ていたような記憶が微かに残っている。
ネットで『スゲ』だけでは検索できず、「カサスゲ」という? 日本には200種余りが自生しているようです。
竹之高地に入り歩き出すと、目の前の太田川からいい声が聞こえてきたので川の中を覗くと、5メートル位の間隔で石の上でカジカガエルが鳴いていた。春から夏まで川の中で独特な鳴き声(鳥の鳴き声?)が聞こえてきます。
しばし時を忘れ、川のせせらぎとカジカガエルの鳴き声に聞き入っていた。
生態:山地の渓流や、湖とその周辺の川原、森林に住んでいます。繁殖期は、4月から8月で、渓流中で行われます。雄は、水から出た岩の上に縄張りを持ち、盛んに鳴いて雌を呼びます。卵は、水中の石の下に産みます。
体長はオス:4cm位、メス:6cm位。
鳴き声:リィリィリィリィリィリィリィ、リィーリィー
竹之高地に来て川の脇で耳を澄ましていれば聞こえてきます。
静かに川面へおりていけばオスのカジカガエルが喉を膨らまして鳴いている様子を見ることができる・・・かな。
【癒し系】自然音 清流にカジカガエルが鳴く