2025/04/08 早春の山野草の花を求めて山に登る
今年は雪が多く山肌が見えず、天候不順でなかなか山に行けませんでしたが、今日は思い切って山に行ってきた。
斜面の上方にもまだ雪が大きくせり出して危険な状態であった。目的の場所に行く途中「ドドドー」と大きな雪塊が目の前に落ちてきた。脇に逃げて見れば100mの上から滑り落ちてきた雪崩であった。それからは上の残雪の状態をみて、いつものルートを変えて歩くようにした。
いつものカタクリの群生地に着いたが、やはりまだ早い。カタクリが見やすい場所には雪が残り、急斜面の上方にしか咲いていなかった。なんとか登れるところに咲いていたカタクリが、2年ぶりの白カタクリと出会えた。まだ蕾であった。残念です。周りの紫色の花の中に白色の蕾がひときわ印象的であった。カタクリ畑の周りにエンレイソウやオオバキスミレ、キクザキイチゲの花も咲いていた。もっと暖かくなり、雪解けが進めばこの斜面いっぱいのカタクリが見れるのだが・・・。また次回に期待して今日は下山した。
右上の写真 2025.04.08 11:10ころ撮影 カタクリとキスミレ
右中の写真 2025.04.08 11:00ころ撮影 白花カタクリ、明日には開花か?
右下の写真 2025.04.08 10:50ころ撮影 キクザキイチゲ
例年の倍の雪が残る竹之高地、山に入るときの注意
災害級の大雪となった今冬ですが晴れ間の見える日もあり、春が近づいているとを実感します。
この時期、気温が上昇すると融雪期となり雪崩が予想されます。積雪に裂け目がある場合や斜面をコロコロと落ちてくる雪の塊を発見した場合はまもなく雪崩が起きる可能性があります。また、急斜面の上の方に雪が残っているときは突然雪崩が発生する可能性がありますので決して近づいたりしないようにしましょう。
熊の足跡が竹之高地集落に非常に近い場所で発見されています。冬眠から目覚めた熊、イノシシ、カモシカなど大型の獣にも注意してください。
●携帯電話など連絡手段を必ず携行しましょう。
●急斜面等、足場の悪い危険な場所は避けましょう。
●複数人でお互いに、はぐれないように気をつけましょう。
●出発前に行き先や帰宅時間を家族・友人等に知らせましょう。
●服装は出来るだけ目立つ色のものにしましょう。
●ラジオ、鈴等を携帯し、鳴らしながら行動しましょう。
今日の雪崩の経験から皆様も注意をしてください。