管理人の山歩き

サイト管理人のブログです。

 見慣れた山野草、飛び交う虫、時には目の前に突然現れる動物たちが迎えてくれる。ふるさと竹之高地が好きで、還暦になっても山歩きをしています。特に春山を好んで歩いています。
 その昔、この地でも雪割り草が咲いていたと聞き、早春の山歩きを始めました。いまだにこの地で見たことのない雪割草を求めて春山を歩いています。

2023 最強寒波の置き土産

2023-01-28 積雪270cm

 今日も竹之高地に来た。家族を誘ったが誰もついてこず、一人でのんびりと雪を見ようと竹之高地に向かった。自宅周辺は積雪50cm程度であったので山もそんなに多くはないだろうと思ったが、竹之高地に着いてみてびっくり、雪の量が違う。積雪も多いなーと感じたが、25日夕方まで除雪した場所に90cm~100cmの雪があったのだ。道路から小屋までの15mをアルミスコップでかき分け、短い足でラッセルしてようやく小屋にたどり着いた。小屋の入口シャッターの前の100cmもある雪をスコップでほりあげて、やっと中に入ることができた。ちょっと汗が滲んできて、もう半日分の作業をした感じとなった。ストーブをつけて母ちゃんが持たせてくれたお茶を飲み一休みだ。酒飲みはここで缶ビールとなるのだが小生は下戸である。タバコを吸って煙をフーと吐き出したら疲れたと感じて、長い一服となってしまった。気を取り直してスノーダンプで雪運びを始めたところにお客様がいらした。しばし大雪の話をした。竹之高地の山向こうの種苧原(山古志)や田代(栃尾)はここの2~3割増の積雪だろうと他所の心配をして、互の近況確認をして別れた。その後、元住人が来て錦鯉談義、今年は三色を諦めて紅白でいいものを作ると話していた。除雪作業をあんまりしないうちにお昼となってしまった。

 いつものように小屋の周りを除雪し、駐車スペースを確保しようと頑張ったが諦めた。小屋周りと屋根の雪をほって今日は終わった。今日の雪は湿気がなく軽くふわふわであった。お昼すぎまで雪がチラチラと舞う程度で空も明るかったが、2時ころからどんよりとした灰色の雲に変わり、雪が本降りとなって、夕方までに20cmは降り積もった。夕方今日降った雪をさっと片付けて、明日は自宅車庫の雪下ろしを先にやってくるかと思いつつ山をおりてきた。

 今期最強寒波の置き土産かと思う、まだまだ気温の低い日が続く、今夜から明日にかけて大雪の予報が出ている。来週は日中の最高気温が+2℃くらいまで上がり、水曜日には+8℃の予報となっている。ただ最低気温は-2~-6℃となっている。日中の気温がプラスになっても上空の寒波は居残り、天候は雪か曇りでいつもの雪国の天候となりそうだ。

今日までの4日間の竹之高地の気温と天候と降雪量を書き並べた。26日、27日は関係者からの情報を元に数字をいれた。

25日 最低-7.5℃ 最高-3.0℃ 雪  降雪量30cm 積雪215cm

26日 最低-6.5℃ 最高-1.0℃ 大雪 降雪量60cm

27日 最低-4.0℃ 最高-0.5℃ 雪時々曇り 降雪量20cm

28日 最低-4.0℃ 最高-1.0℃ 小雪/雪  降雪量20cm 積雪270cm

 明日は町内の月1回の定例会だ。毎回関係者が15人くらい集まるがこの雪で、何人の人が来れるやらといらぬ心配をしている。社務所前の駐車スペースは除雪が良いので20台くらいは置ける。ただし、朝と夕方には除雪車が来て排雪するので車を留め置くことはできない。除雪業者スタッフと市担当者には感謝です。いつもありがとう。

写真は社務所前より一本杉を撮影 2023/02/28 AM10:30ころ

 一瞬の晴れ間、雪はチラチラと降っている。

 

 

 

2023年1月28日

最強寒波襲来

2023-01-25 積雪215cm
 予想より降雪が少なく自宅で雪が5cmくらいであったので竹之高地に向った。途中で猛吹雪でホワイトアウト状態に。前から車が来ないようにと願いつつゆっくりと車を進める。ようやっと竹之高地に着いたが、今朝は小生一人であった。ちょっと寂しい気分。30cmほどの新雪をかき出して、いつもの場所で積雪を測定、215cmであった。小屋の寒暖計で最低気温が-7.5℃を観測、今冬の最低であった。お昼には-3℃までしか上がらず、真冬日となった。ここまで気温が下がったのはあまり記憶にない。気象庁が言う「10年に一度の最強寒波」を感じた今日だった。
 雪は時々止むが風は強く、カッパを着て除雪をしているが、氷点下の世界は寒い! 今日は不動様の守番が来ないので社殿まで歩ける程度の除雪をして 、不動様手を合わせて山をおりた。
 帰る頃には雪が止み太陽が出て雪に反射してまぶしかった。道路の境界がわからなくなり、車の速度を落として走る。消雪パイプのあるところは気温が低すぎて、路面の雪が水で融けた部分と、雪が凍結して残った部分が交互になり、下駄の歯のようになっていて、車は徐行して走るしかない。時間はかかったが人も車も無事に自宅まで帰ってこれた。自宅の消雪も機能せず、小雪ホースから水が出ている部分しか雪が融けていない。最強寒波で寒すぎるのだ。
 小生の経験上、風が強いときは竹之高地の降雪量は少ない。風が弱くなり寒波が動くときにドカッと雪が降る。強い風が吹くときは雪雲が県境のほうに吹き飛んでゆくので降雪は少なく、風が弱いときはここの低い山に引っかかり雪雲が停滞するのだと思う。明日から少しづつ気温が上がり、週末にかけて降雪は多くなりそうだ。週末は「雪ほりツアー」だと家族を誘ったが無視された・・・。

 

 写真は社務所前より北側方向 2023/02/25 AM10:00ころ撮影

 雪と風が小康状態となり山の峰が見えてきた。このあとすぐに猛吹雪となった。

 

 

 

2023年1月25日

2023 1月 今週の竹之高地

2023-01-18 積雪170cm
 朝 竹之高地に向う道中、自宅付近では弁天様では雨に少しみぞれが混じり、通り道である濁沢ではみぞれとなり車のタイヤが「シャー」と雪をはねる。高龍様のトンネルを越えたところから湿った雪がうっすらと積もりタイヤの音がなくなり静かに車は進み、竹之高地に着くと一面雪で白く、新雪2cmとなっていた。空はどんよりとした濃い灰色で山の形が見えないほどの雪が降っている。
 休みのたびに竹之高地に行くが、何のために何故いつも来るのか?「そこに竹之高地があるから」 家では掃除の邪魔にされ外に出るが、竹之高地で遊ぶ以外に趣味を持たない小生だからだ。春になれば山野草を探し、山菜採りをして楽しむ。夏は畑を耕し、鯉の世話をするから忙しく暇はない。冬は除雪と雪中散歩だけである。
 農具置場の小屋に入り小さなストーブに火をつけて、手足を暖めながら外の雪をながめているだけなのに・・・。小雪となり竹之高地を囲っている山が見えてくる。でもすぐに雪が強くなり山が見えなくなるほどのホワイトアウトとなり、今日も山の雪中散歩を諦めた。三日前の日曜には除雪をしたところの雪が融け地面が見えて、道路はアスファルトが黒く現れていたのに、今日は一面の雪となっている。
 不動様にお参りをした。たまたまいらした参拝者と修行者と不動様にまつわること、そしてご利益についてをお話をした。今日の雪は降り止みそうもない、除雪作業をする気もなくなり、お昼を食べて竹之高地をおりた。

2023-01-21 積雪170cm
 今日も竹之高地に来ている。昨日の朝は空は雲の間からお日様がのぞいていたのに、9時ころからちらちらと雪が降り始めてやがて本ぶりとなった。時々雪雲の切れ目からお日様が見えて明るい空となる。でも雪は降り続いている。除

雪エリアを広げようと思ったがこの雪、気温は-1℃、諦めて小屋の中でパソコンに向かいこれを書いている。お昼は正月に余った餅をストーブで焼き、暖かくなって雪をながめている。昼から社務所で修行者と手伝いの方と竹之高地の見所のお話をして時間を過ごした。夕方今日降り積もった雪15cmをかき出して家路に着いた。

 

 写真は不動様の手水舎 2023/02/21 AM9:00ころ撮影 いつも花が添えられている

 

2023-01-22 積雪190cm
 ここ10日間は気温が例年より暖かく、晴れと雨が交互に訪れ、雪の日が少なかった。でも25日から大寒波が来ると予報されている。大雪となれば新潟県内の高速道路の通行止めになり、除雪が間に合わない国道一般道の通行止めも有る? 1か月前のようにはならないで欲しい。天に祈るばかりである。

 

 

2023年1月22日

玉サバの飼育奮闘記 2023

2023-01-15 趣味の玉サバ育成

 昨年秋に竹之高地で越冬するための水槽を準備して、電気ヒーターで加温した1トン水槽に、玉サバの親と当才(次年度の親候補)と鯉の当才を育てている。あまり温度を上げると電気代がかさむので15~17℃の水温に調節して、少量の餌を与えている。今日も元気よく泳ぎ、餌を食べる玉サバをしばし見てきた。時間を置いて見に行くと皆寄って来るので、餌をやりたくなるが、ぐっと我慢をするしかない。低温で餌を多く与えると魚が消化不良を起こして、死んでしまう。お互いにガマン、ガマン。

 昨年までは温度をかけなかったため、水温5℃まで下がり、年末までに5割程度、春までには2割程度しか生きていなかった。今年は全数を、雪融けの春の暖かい池に放すことができるようにと祈っている。

 昨年販売をあきらめた体長2cm以下の小さな玉サバの稚魚(200匹位)は、11月末に選別をして80匹を自宅のガラス水槽で春までに5cm以上にしようと、22℃まで加温して、餌をたっぷりと与えて育てています。残りの100匹超は山の野池に放池した。小さなガラス水槽では80匹は多すぎたようで、年末に10匹ほど死んでしまった。現在体長3~4cmに大きくなってきているので、なんとか春まで持たせようとこまめに水替えと濾過器の掃除をしている。

 

 

 写真は2023/01/15 午後1:00頃撮影 自宅の水槽の小さな玉サバ。たらいの底にに500円玉を入れて大きさを比較。人が近づくと餌がもらえると思い寄ってくる。夜9:00頃までライトを点け明るくして、帰宅して水槽の前で見ていると、実に可愛く見える。大きくなったね。

 

 

2023年1月15日

2023 雪 一休み

2023-01-14 積雪190cm

 今週は晴れの日が3日間も続き、暖かく早春の柔らかな陽光だったと聞く。今日はお昼ころから雨。この季節としては暖かい(気温12℃)休日となり、除雪作業も一休みとなった。積雪も少なくなった。来週はまた冬に戻り雪予報となるようだ。

 この暖かさでいたるところで雪崩が発生し、山の斜面は茶色の地肌が見える。雪融けが進み川の水かさが増えて、不動滝は水の量と勢いが増して茶色く濁った水しぶきが、音を立てて流れ落ちるさまは壮観でした。例年だと水量はこの1/3程度で、滝の下半分が雪に隠れて見えないが今日は写真の通り。今年は温暖化で気温が高いのか川の水量が多く、山の湧水の量が例年の3倍も有る。社務所脇の小屋の前が、山からホースで引いている湧水のおかげで雪がよく融ける。除雪の合間に水が出ているところに雪を投げておくと翌朝にはなくなっている。

 竹之高地を訪れる人は少なく、不動様の参拝者も少なかった。お昼の弁当を食べていると、ポツリポツリと雨が降り始め、午後1時には土砂降りの雨になった。空の雲の色がどんよりとして雨が止みそうになかったので早々に諦めて竹之高地を下りてきた。今日は雪山歩きをしようと思っていたのに・・・。

 

写真は2023/01/14 朝9:00頃 不動滝を撮影

 

 

2023年1月14日