管理人の山歩き

サイト管理人のブログです。

 見慣れた山野草、飛び交う虫、時には目の前に突然現れる動物たちが迎えてくれる。ふるさと竹之高地が好きで、還暦になっても山歩きをしています。特に春山を好んで歩いています。
 その昔、この地でも雪割り草が咲いていたと聞き、早春の山歩きを始めました。いまだにこの地で見たことのない雪割草を求めて春山を歩いています。

古志の火まつり-2018

2018-03-10  日本一のさいの神 

 

 高さ25m級の「日本一のさいの神」に新成人が点火を行い、その年の無病息災・五穀豊穣及び震災からの復興を祈願するお祭りです。点火後は、真っ白な雪原に舞い昇る50mにも届く火柱と、それを彩る雪中花火が幻想的な世界を映し出します。(長岡市のHPより引用)

 

 山古志種苧原(たねすはら)は雪深く、竹之高地より多くの雪が降ります。今日の積雪は250cmを超えているようでした。昼から晴天になり例年より多い観客が訪れて、駐車場が満杯になり、道路の左側に延々と駐車の車列ができました。空が暗くなり、気温は下がり、式典が始まる18時すぎには体が冷えきり、カメラのシャッターを押す指先が震えて、手ブレの写真がいっぱいでした。

この豪快な火と冬の夜空に上がる花火が何とも言えない世界を見ることができました。

山古志の皆さん今年も感動をありがとう。

 

 駐車場までの村の道路を歩いてふと空を見ると満天の星空。北斗七星、オリオン等がスッキリと晴れた空に見えました。山の中の部落なので付近に街明かりがなく、星が近くに見えるようです。村の家並が深い雪に覆われて半分も見えていない。昔の冬の風景そのままのような幻想に映る。物音が雪に吸い込まれ何も聞こえてこない静かな星空をしばし眺めていました。 

 

 

 

2018年3月10日

方言  キャル、キャッタ、キャガル

竹之高地にはきつく聞こえる方言が多く存在する。

 

【 先生がそんまキャル 】 ⇒ 先生がもうすぐ来る  

  《 キャル 》 は京ことばの「きやはる」(いらっしゃる)が語源か?

 

【 どっかんしょぉがキャッタ 】 ⇒ どこかの人が来た  知らない人が来た 

  《 キャッタ 》は「きやはった」かも?

  《 どっかん 》の《 ん 》は「どっかの」の発音が変化した

 

【 もんでキャッタ 】 【 もんでキャガル 】 ⇒ 争いに来た

  《 キャッタ 》は「きやがった」とも聞こえる

  《 キャガル 》はそのまま「きやがる」と汚い言い方になる

 

 

2018年3月8日

フキノトウを見つけた

2018-03-04 春の山歩き

 今年初めての山歩きでホーキントを見つけることができました。

 しみわたりができるかと竹之高地に向かったが今朝の竹之高地は最低気温が氷点下にならず少し長靴が潜るのでかんじきを履いて山歩きをしてきた。まだまだ積雪は250cmを超えています。やっとフキロ山の急斜面の地肌が見えてきたばかり、でも昨日からの暖かい陽に誘われて山歩きをしてきた。桜平の上でマンサクの花をやっと1本見つけて山を降りた。途中でムラの近くの畑の雪が切れているところにふきのとうを見つけて記念撮影をしてきました。まだ早く他の場所では 見つけることができなかった。この場所で採れた5個を夕食にふき味噌にして、早春の香りと味を楽しみました。

 

「しみわたり=凍み渡り」

 初雪が降ってからというもの、数えるほどしか青空を見ることは無く、 厚い雲と深い雪に閉じ込められる竹之高地の冬ですが、3月になって寒さが緩み、雪の表面がざらめのようになる今の季節、よく晴れた厳寒の朝、放射冷却でざらめ雪が締まり、 陽が高くなるまでの数時間だけ、 大人でも潜らず、どこでも歩けるくらい、 雪がカチカチに固まる「しみわたり」。雪国の春の風物詩です。

 

2018年3月5日

春一番の花 まんさく

2018年 3月4日 積雪250cm

  昨年より1mも多く積雪が残る竹之高地です。昨日と今日は良く晴れて暖かくフキロ山の急な斜面で雪崩が発生して山はだが現れはじめました。今朝は「しみわたり」ができると思い山に登り始めたが50mも歩かずにズボズボと長靴が雪に潜る。雪の表面が柔らかい。戻ってかんじきを履いて出直した。最近では、地球の温暖化のためか余り気温が低下しないので凍み渡りができる日がめっきり減ってきました。それでも年に数日は、歩いても長靴が埋まらない程度には凍みてくれます。

  山に登るといの一番に出迎えてくれる花、まんさくが咲いていました。ねじれたリボンのような花を枝いっぱいにつけた様子は、不思議な美しさを漂わせていいます。まだ少し早いようで今日はこの1本の木で少しの花が開いただけで、他の木はまだつぼみが硬いようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年3月4日

空の色が柔らかくなってきた

2018年 2月25日 雪が残る不動様

 竹之高地の積雪は未だに250cmを超えている。今朝うっすらと2~3cm新雪で道路も真っ白になっていた。山で感じる季節は冬から春へと季節が変わり空の色が柔らかくなってきました。鉛色から淡い色に変わる、春は空から訪れるようです。山の雪が融けて本格的な春が訪れるにはまだ2ヶ月も先ですが、心はウキウキしてきます。

 不動様は春の大祭を迎えるも、2週間前までの大雪のなごりで大屋根に1メートルもの雪が残っている。だいぶ減ってきた、最大2メートル近くもあったようです。周りに融雪用の池が4ヶ所あるが2ヶ所は屋根から滑り落ちた雪が解けきれず山のようになっている。でも気温が上がればどんどんと融けて、4ヶ月ぶりに石畳が見えてきます。春はすぐそこに見えてきます。

 

 

2018年2月25日