ほーきんと通信 №26

2016/4/10  №26-2016-山あるき


IMG_2985-2 横枕から五箇山に登り、おにぎりを食べて、途中『桜ロード』で満開の桜に見入り(右の写真は桜ロードの満開のソメイヨシノ)、春山の花を見て感動し、鳥、蝶を追いかけて、竹之高地不動社まで歩いてきた。距離は10km程、4時間弱の行程でした。
山道はいたるところに雪が残っており、車が通行できるのはもう少し先のようです。
 雪がほとんどなくなったこの時期の山は歩きやすい、まだちょっと寒いくらいなので汗をかかない、毛虫がほとんどいない、ブヨ等の虫もいない、ヘビもまだ顔を出さない、雪があるので狭い山道で車が来ない、なんといっても早春の花が見れて、山菜が少量であるがいろいろなものが採れる。少ないといっても我が家の6人家族で食べても余るくらいの量は十分に採れる。
ただし、竹之高地で山菜の取れる量は年々減少しています。来年のために一株あたり3~5割を残さなければいけないのに・・・根こそぎ取られています。山菜は野菜と違い多年草です。一度なくなれば収穫できるようになるまで5年以上かかります。
 竹之高地で生まれ育った人たちが久しぶりに古里に帰ってきて、一番の楽しみは春の山菜採りだと思います。またここで現在も活動している我々も雪融けのあとの山菜採りは待ちわびた楽しみなのです。
 近隣の部落と同様に「山菜取り禁止」等の処置をしなければならないのかと皆で話し合っています。

 

 

2016年4月10日