2018-03-11 春の山歩き 2
今日は不動様脇から雪上を丸山に向かって登り、フキロ沢頂上(通称:丸山)から大峰山に登ってきました。
朝、不動様広場の気温が-2℃だったので雪面はカチンコチンに凍みていて絶好の「しみわたり」ができました。長岡から弥彦山までまだ雪に覆われて白くなっている。空は薄雲がかかり、弥彦山も見えにくかった。
反対方向に目をやると、竹之高地側は柔らかな春の陽が当たり、枡形山から鋸山まで深い雪に覆われた山の峰が見えています。竹之高地の東山から中央上に枡形山のブナ林が見えています。2番目の写真の中心より下に竹山館の屋根が写っています。
大峰山からの眺めは良く、360°見わたすことができます。晴れた日であれば弥彦山から佐渡(今日は佐渡は見えず)まで見えて、柏崎の米山、小国の八石山、金倉山から虫亀、その向こうに魚沼の2000m級の山々が見え、猿倉岳、萱峠、枡形山、鋸山、その向こうに守門岳と思われる山が見えていました。
下の写真はまだ雪に覆われた(今日の積雪230cm)竹之高地です。コブキロの沢もまだ雪に覆われています。むらの生活道路は綺麗に除雪してありますが山道は4月中旬の除雪になると聞いています。まだ1ヶ月も先の話です。
山頂付近で、アオゲラの鳴き声を耳にしたが姿は見えず、ヒガラと思われる小鳥の集団が杉の木の枝に見え隠れしていた。雪面にはカモシカの大きな足跡(2-3日前)とうさぎの親子と思われる足跡(直前)とタヌキか狐(直前)の足跡等々をたくさん見つけることができました。
先週は桜平でマンサクの花を見つけ、今日は大峰山の頂上でもマンサクの黄色の花が開き始めていました。
この時期は雪の上をかんじきで歩いて、冬から春への移り変わりを見て楽しみましょう。かんじき・スノーシューを履けば雪にあまり埋もれません。雪上での歩きがずっと楽になります。そして早春の山菜「ホーキント」を見つけましょう。まだ、ふきのとうも早いようですが・・・。