2017/04/08 早春の山歩き 3
先週に続き『あつきな』を求めて山に入りました。今週は気温が上がり昨日の雨で一気に雪解けが進みました。今日現在で竹之高地入口の積雪が50cmでした。
3月下旬にカタクリの早咲きの自生地で芽が出ていたものがようやく花開き、咲き誇っていました。
カタクリは早春に芽が出て5~10日で花が咲き、花に日が当たると、花が開き反り返ります。日差しがないと花は閉じたままです。花は10日くらいで終わり、その後、葉や茎は枯れてしまいます。地上に姿を現す期間は4~5週間で、枯れてから夏の間は、地下で休眠状態となります。このため「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれています。
山に登ると『あつきな』が少々ですが採れました。夕食におひたしにして初物をゴチになりました。また『あさつき』は味噌と合わせていただきました。早春の山の恵みのご馳走です。春一番の山菜を楽しみました。
左に写真はアツキナです。5cmくらいに成長しています。これくらいの大きさが柔らかく美味しいです。


