カタクリ-白花 2022

2022-04-10 早春の花

今年の竹之高地は未だに60cmの積雪があります。急斜面で地肌の見えたところから春一番の山菜フキノトウが芽を出しています。

カタクリを求めて今年始めて山に入りました。この季節は長靴で雪上を歩けて、5cm程度しか埋らず、慣れればカンジキは不要です。雪の下になって見えない小川には注意!空洞になっています。

カタクリの白花に魅せられて、2008年から撮影している場所で、今年はついに見ることができなかった。残念・・・ 昨年まで生えていたところより20cm下に2年後には、白花をつけると思われる小さな1葉が1株あった。(1段目の写真中央の凛と立ち、葉も茎も緑色に透けて見える1枚葉がいづれ白花を付ける)

2段目の写真は3m登ったところにあるカタクリです。花が薄いピンク色が見えています。

3段目の写真は10mくらい離れた場所に咲いています。これも花が薄いピンク色が見えています。写真を拡大するとわかるのですが、花びら近くの茎が少し紫色になっているのが、花びらも薄ピンク色になるようです。

この場所は急斜面の中間にあり、足を踏み外せば50m谷底へ落ちていく危険なところであり、70才にも手が届く年となった自分もこの場所まで来るのに怖さを感じるようになってしまった。ここが潮時かと思う。来年からは他の場所で白花を探すとします。

15年間も楽しましてくれてありがとう。

 

 

 

2022年4月10日