2018-03-10 日本一のさいの神
高さ25m級の「日本一のさいの神」に新成人が点火を行い、その年の無病息災・五穀豊穣及び震災からの復興を祈願するお祭りです。点火後は、真っ白な雪原に舞い昇る50mにも届く火柱と、それを彩る雪中花火が幻想的な世界を映し出します。(長岡市のHPより引用)
山古志種苧原(たねすはら)は雪深く、竹之高地より多くの雪が降ります。今日の積雪は250cmを超えているようでした。昼から晴天になり例年より多い観客が訪れて、駐車場が満杯になり、道路の左側に延々と駐車の車列ができました。空が暗くなり、気温は下がり、式典が始まる18時すぎには体が冷えきり、カメラのシャッターを押す指先が震えて、手ブレの写真がいっぱいでした。
この豪快な火と冬の夜空に上がる花火が何とも言えない世界を見ることができました。
山古志の皆さん今年も感動をありがとう。
駐車場までの村の道路を歩いてふと空を見ると満天の星空。北斗七星、オリオン等がスッキリと晴れた空に見えました。山の中の部落なので付近に街明かりがなく、星が近くに見えるようです。村の家並が深い雪に覆われて半分も見えていない。昔の冬の風景そのままのような幻想に映る。物音が雪に吸い込まれ何も聞こえてこない静かな星空をしばし眺めていました。