玉サバの飼育奮闘記 2023

2023-01-15 趣味の玉サバ育成

 昨年秋に竹之高地で越冬するための水槽を準備して、電気ヒーターで加温した1トン水槽に、玉サバの親と当才(次年度の親候補)と鯉の当才を育てている。あまり温度を上げると電気代がかさむので15~17℃の水温に調節して、少量の餌を与えている。今日も元気よく泳ぎ、餌を食べる玉サバをしばし見てきた。時間を置いて見に行くと皆寄って来るので、餌をやりたくなるが、ぐっと我慢をするしかない。低温で餌を多く与えると魚が消化不良を起こして、死んでしまう。お互いにガマン、ガマン。

 昨年までは温度をかけなかったため、水温5℃まで下がり、年末までに5割程度、春までには2割程度しか生きていなかった。今年は全数を、雪融けの春の暖かい池に放すことができるようにと祈っている。

 昨年販売をあきらめた体長2cm以下の小さな玉サバの稚魚(200匹位)は、11月末に選別をして80匹を自宅のガラス水槽で春までに5cm以上にしようと、22℃まで加温して、餌をたっぷりと与えて育てています。残りの100匹超は山の野池に放池した。小さなガラス水槽では80匹は多すぎたようで、年末に10匹ほど死んでしまった。現在体長3~4cmに大きくなってきているので、なんとか春まで持たせようとこまめに水替えと濾過器の掃除をしている。

 

 

 写真は2023/01/15 午後1:00頃撮影 自宅の水槽の小さな玉サバ。たらいの底にに500円玉を入れて大きさを比較。人が近づくと餌がもらえると思い寄ってくる。夜9:00頃までライトを点け明るくして、帰宅して水槽の前で見ていると、実に可愛く見える。大きくなったね。

 

 

2023年1月15日