玉サバ

玉サバは、新潟県中越地方で生み出された金魚です。もともと、長岡市濁沢の金子養鯉場が養殖し始めた金魚とされています。池で錦鯉と同じように上から見ても、ガラス水槽で脇から見ても玉のように丸い体型をした金魚です。この雪深い中で育てられた玉サバは金魚の中でも寒さに強く生命力があります。

玉サバの原型であるサバ尾は、琉金と庄内金魚を交配し、耐寒性をもたせたものだとと言われている。
サバ尾はフナに似た和金のようなの金魚でした。たしか昭和30年代後半では竹之高地で自分もサバ尾を育てていた記憶があります。このサバ尾の中でも体型が丸いものを選別して繁殖したものが玉サバ と呼ばれています。

現在はいろいろな種類が生み出されています。ウロコが「普通鱗」のものと「透明鱗)のものがあり、尾は「長尾」から「短尾」があり、もっとまんまるくした「福だるま」と言われる品種もあります。朱文金と交配した?「キャリコ」と呼ばれるものもあります。

玉サバは生産者・産地により体型や色合いに違いがあり、好みの玉サバを探して飼育して楽しみましょう。

(私の勝手な思い込みの情報です。あしからず)

 

 

2020年11月1日