2023/12/28 雪下大根の収穫
例年は1mを超える積雪量だが今年は60cmの積雪、朝から快晴、凍み渡りが出来るか?と期待したが、気温は高く長靴ではズボズボともぐり、今冬初めてのかんじきウオークとなった。農道を回れば1km弱なのだが直線的に畑まで行けば300m余りなのだ。だが急斜面をかんじきで登るのはきつい。何回も休憩を入れて畑まで到達するのに30分以上かかってしまった。とりあえず腰を下ろして一服。目の前に雪景色が広がり、高龍神社を眼下に見て、目線を上げて猿倉岳と金倉山が太陽に照らされ雪が一層白く見える。正面に山古志虫亀地区がある(標高350m位)。その向こうに越後三山が遠くに見える。この景色を眺めていると疲れを忘れる。良き日となった。(写真は2023/12/28 10:00頃 山の畑より南側を撮影)
秋の収穫時に生育の悪い小さな大根8本ほど残したものを雪の下から掘り起こす。大根を傷つけないよう雪を慎重に掘り進むと下から緑の葉が見えてくる。葉を落とし引き抜くと太く成長し、大きなものは直径は10cm、長さ40cmの大根となっていた。この雪下大根は柔らかく水分があり少々甘味が感じられる大根となる(小生の願望かな?)。この大根は正月用に使用する。格別な味がする。2本は不良品であったので畑に残し、変形1本を含む6本をリュックに詰めたが結構な重さがある。かんじきを履き山を下りるが来た時よりもぐる。背に美味しい山の恵みを感じながら山を降りた。(写真は2023/12/28 11:00頃 掘り上げた大根を撮影)