駆け足でやってきた春が一時停止

2018年 4月 8日 積雪60cm

   早朝からの雪が3cm程積り、一面の銀世界に戻った。夕方にはこの新雪はすっかり消えた。でも竹之高地にはまだ50cm~100cmの雪が残っている。長岡市街地では桜が満開で、蓬平では開花し、竹之高地でも今日は桜の開花宣言がだせるかと思っていたが、今朝の雪で止まってしまった。


 不動滝降り口のソメイヨシノの枝先のつぼみに雪が冷たく重そうに乗っかっている。昼から晴れたが花は開かず夕暮れとなってしまった。夕方にはまた雪が降ってきた。竹之高地の桜の開花は明後日に晴れ間が見える予報なので、それまでおあずけのようです。

 

 山が少しづつ色をつけ始めている。ブナの芽吹きが始まり、山桜が咲き、コブシも咲き始め、マンサクもまだ咲いている。ふきのとうは雪融けを追いかけて黄色い花を付け、アツキナ、あさつき、コゴメが顔を見始め、ついにウド、ゼンマイまで見つけることができました。今年は異常に暖かく一気に春がやってきた感じです。だが日当たりの良くない北側は雪が深く残り、まだ春とは言えない様相が伺える。

 珍しい白花のカタクリが高龍神社の駐車場脇で咲いている。毎年同じ場所で見つけられるとうれしい、今年も元気に咲いてくれたかと思います。雪融けが進むといろんなところで自生する山の花を見つけることができます。竹之高地では見つけられない雪割草を探して山を歩きます。また山に自生しているものはそっと見守り続けましょう。

 

2018年4月8日