6月24日 梅雨の晴れ間
先日(6/21)に新潟県が梅雨入りしたと報じられた。今日は朝から晴れ上がったがなんとなく蒸し暑く感じられた。
山道の途中の水気のある岩場で『スゲ』をとっている人を見かけた。センターで年寄りが集まって笹団子を作るために、毎年ここでとっていると言っておられた。慣れた手つきで茎周りの枯れた葉を取り除き、綺麗に並べている。少々干してから笹団子を縛るのに使うのだそうです。
お昼に山から下がり不動様に来たら社務所脇に朝取ったスゲが干してあった。
昔のこの時期の竹之高地では田植えが終わり、蚕を飼っている人が多かったためか、コアゲ(蚕がまゆに包まれた蛹になって出荷した頃)の7/20に笹団子を各家庭で作っていた。
昔は『スゲ』の刈り干した葉を編んで『ミノ』や『スゲ傘』を作る近所のじいさんの姿を見ていたような記憶が微かに残っている。
ネットで『スゲ』だけでは検索できず、「カサスゲ」という? 日本には200種余りが自生しているようです。