いつもより少ない山の雪(暖冬でした)

2019年 4月7日  カタクリのつぼみが開いた

 山道を歩いてきた。村の中は積雪30cmであったが東山農園~桜平と登るにつれて雪は深くなり、1mを超えるところもある。でも1日1日と雪は融けて土が見えてくる。さすがに寒いとはいえもう春である、雪消えの速度は早い。

 先日までのカタクリのつぼみは一斉に咲き、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、オオバキスミレ等が先を争って開花している。今まで我慢していた早春の花が咲き誇っている。木々も芽吹き、枝の先に赤く色づいた若芽が膨らんできている。山桜も開花していた。マンサクの花は黄色く開き、満開です。ちょっと色の変わったマンサクがあったので写真に収めてきた。

  白花カタクリの花と思うように出会うことができない。10年来見てきた場所は1輪しか確認できず、もう1箇所はやっとつぼみをつけたところでした。カタクリはお日様が出て暖かくなると花が開き夕方には閉じる、これを5日ほど繰り返す。今度の日曜は天気予報では雨降りとなっている。木曜か金曜日は晴れそうなので会社をサボって山に入りたいが・・・そうもいかない(ジレンマです)。

 写真は薄くピンク色をしたカタクリで、新たな場所で見つけた。これも白花系です。この時期山菜を採りながらちょっと脇に目をやると、早春のいろんな花を見つけることができます。晴れた日に残雪の里山を歩いてみてはいかがでしょう。小鳥のさえずりを聞き、木々の芽吹きの色(春の紅葉)を見て、もう少しすると『ギフチョウ』にも会えますよ。

 

2019年4月8日