イノシシ 2021

2021年4月5日 今年もイノシシがでた

木々の芽吹きは日毎に進み、ブナの葉の薄緑が目立ってきた。不動滝入口の桜も咲き春本番となった今日この頃です。

積雪はだいぶ少なくなってきたが、山道の雪は日陰にまだ1m以上あり、車では山に入ることはできない。また、東山への道は大曲から100mのところに杉の大木がこの冬の大雪で倒れ、道をふさいでいて、雪が融けても通れないだろう。

山菜採りのシーズンが始まったが、雪融けが進むにつれて山にイノシシが現れ、山の斜面に穴掘りの被害が多く見られる。イノシシの生体を見たという情報はないが複数頭で移動している足跡が確認されている。

イノシシが竹之高地で始めて確認されたのは2019年でお盆の頃にうり坊の親子を何回か見た。昨年は山の田畑も含めいたるところで、刈り取り直前の稲、さつまいも、里芋、山いも等イノシシの被害に遭い荒らされた。人家の周りでも確認されている。私が見たのはうり坊が成長した中型で5頭から6頭の集団でした。秋に大型のイノシシが猟友会の罠にかかって駆除されている。

積雪が多かった冬は海辺の地区で出没していたのがニュースで報じられていたのに、今年はもうこの里山に戻ってきた。田畑の作物の防護をどのようにしたらよいかと考えてしまう。また、イノシシと出会わないようにと祈ろう。

山に入るときは必ず複数人で行動し、周囲には十分気を配り注意してください。

 

2021年4月5日