春の紅葉

2019年 4月29日  芽吹きの色が鮮やかに変わる 

 不動滝降り口の桜(ソメイヨシノ)が散り、木々の葉が芽吹いています。この時期1週間しか見れないこの『春の紅葉』が進んでいます。秋の紅葉とは違い標高の低いところから高い山に移っていきます。今朝は濁沢弁天様付近から竹之高地まで色づいています。連休後半は山の高いところ(桜平から上)が綺麗になるでしょう。

 年間で一番良い時期となります、山にも登りやすく、まだ虫、蛇が少なく、小鳥が多く飛び交い、ギフチョウが目覚める頃です。ちなみにギフチョウは雑木林の端で朝のんびりと舞い、羽を乾かし、10時を過ぎる頃から恋の相手を探して高く遠くへ飛んでゆきます。

花はカタクリの花が終わり、すみれ、オオバキスミレ、たんぽぽが咲いています。山道ではイワナシの小さなピンクの花が咲いています。もう少しでチゴユリも咲き始めるでしょう。今日はサンカヨウのつぼみを見つけました。3~4日で咲くでしょう。

 GWに入り竹之高地も里帰りの人たちで賑わっています。山菜もウドが出始めています。ここに来て一斉に芽を出したようで、ゼンマイ、ウド、コシアブラは多くの人が収穫し、アンニンゴ、わらび、筍までごく少量だが採れ始めたようです。今夜から天候が崩れるようですが、GW後半は晴れの日が続き、暖かくなるようです。

 

 

2019年4月29日