2023 山歩き 枡形山

2023-03-08 積雪205cm 枡形山に登った

 朝、竹之高地に着き、玉サバに餌を与えて様子を見て、雪の観測。積雪205cm、気温+3℃、晴れ、南風が少々。暖かい日が続くが雪解けは進まない。雨が降ると雪解けが早いが・・・と考えながら一服。先日の山歩きの疲れが少し残っているが今日は枡形山に挑戦してみようと準備を始めた。

 枡形山(ますがたやま)は標高718m、社務所より東に位置する。

 不動様にお参りして社務所前に来ると5人グループの人たちが萱峠(かやとうげ)に登ってくると元気よく出かけた。小生もリュックを背負い、社務所前を枡形山に向かってスタートした。9時を過ぎていた。

 晴れが続いているので長靴でも潜らないだろうとかんじきはリュックにぶら下げていた。先にスタートした人たちの跡をたどって歩き始めたが、先行者は早々にかんじきを履いて歩いているようだ。東山農園あたりからズボズボと潜り始めたので小生もかんじきを着けた。先行者は農道沿いを歩いているが小生は桜平(さくらだいら)までは峰づたいに歩く。東山農園から干場の平(ほしばのたいら)までは農道に沿って歩くと雪崩の危険箇所が多々ある。先行者に追いつけず注意喚起ができなかった。まだ山には2mを超える積雪があり、農道は山を削って作った道路で急斜面が続き、雪がまだ落ちずにたまっているのだ。それとこの時期は谷に入ってはいけない。底雪崩が発生しやすい。峰ルートを歩くのが安全だ。干場の平で一服し、先行者が無事に登って来るのを確認してから再スタートした。

 小生は雪上歩きは早くないと自負している。ただ人より体力がないのでゆっくりと一歩一歩進み、息が切れたら足を止めてひと呼吸おいてから歩くようにしている。雪が解ければ早春の山野草を探しながら歩くので、自然と休憩が取れている。

 今日は雪上をスノーシューで走っている人にも出会った。時々振り返ると300m位離れていたはずの人が10分ぐらいで追い抜いて行った。テレビで見るスキー選手みたいに体が引き締まって見えた。小生は頑張れと声をかけてただ見送るだけであった。

 今日は枡形山を目指すが11時になったら下山しようと休み休み時計を見ながら登ってきた。枡形山のブナ林に入ったがまだ芽吹きはなく、ただブナ林の中を歩いていくようになった。ブナは直径10cm~20cmの若木がほとんどであるがここのブナ林は広い。頂上に11頃に着くと思いただひたすら登る。予定通り枡形山頂上に到着。栃尾から福島県まで山が繋がっていると見とれていると、下から一人上がってきた。一昨日は大峰山に昇り、昨日は金倉山に登ったと毎日この周辺を山歩きしている人に出会った。小生と同世代のように見えた。雪山歩きが慣れているようだ。頑張れといって別れた。一休みして下山を始めた。下山途中の桜平で咲き始めたマンサクの花を見つけた。マンサクの花の写真撮影をしていると近くでアオゲラかコゲラが木をつついている音が3方向から聞こえてくる。小鳥のさえずりも近くに聞こえ、いよいよ春がそこまで来ていると感じた。

 社務所前にゴールしたのが12時50分。往復4時間弱、距離12km、歩数計17,000歩、標高差約410m。今日は疲れた。

 

・上写真 2023.03.08 10:50頃 撮影 枡形山のブナ林

・中上写真 2023.03.08 11:05頃 撮影 枡形山頂上より北側(栃尾)を見る

・中下写真 2023.03.08 11:15頃 撮影 枡形山頂上で出会った人

・下写真 2023.03.08 12:20頃 撮影 マンサクの花

 

 今回の投稿文は3月8日下書き。3月11日修正、投稿。

 

 

 

 

2023年3月11日