小屋前の除雪

2023-02-15 積雪245cm

小屋前の除雪 2023.02.15 15:00ころ撮影

 今朝の竹之高地は久々に新雪が積もっていた。新雪25cm、積雪は245cmになっていた。最低気温は-4℃、昼過ぎでも-0.5℃とちょっと寒かった。雪は降っていたが時々お日様が顔を出し、日中はほとんど積もらなかった。いつもどおりに小屋周りと駐車スペースの除雪をしたが、10時頃に終わって一服。

社務所前 道路に消雪の水を流している

 ストーブの前から外を眺めて、もうちょっと小屋前を広く除雪しようと思い、取り掛かった。道路側は3mを超える積雪があり、3段掘りにして、手前側にスロープをつけて排雪した。緩やかな排雪路としたのに今日は気温が上がらず、スノーダンプが滑り、走っての除雪作業となった。1段目の半分を除雪しては一服、と休み休みの作業で1段目の除雪が終わったところでお昼となった。雪が降っているのでカッパを着ての作業で、たっぷりと汗をかいてしまった。昼休憩に下着を脱ぎ、ストーブで乾かし、体を温めて、昼からも頑張り2段目まで除雪完了で今日は終了とした。

 写真は2段目の半分位のところで記念撮影、午後3時であった。奥のスノーダンプの脇の箱尺で220cmであった。手前のスケールで1m超を残して、あとは今週の土日に頑張る。雪は下のほうが固く重いので今日のようには作業がはかどらない。

 一日除雪をして万歩計27,000歩を表示し、山歩きとは違うところの足腰と肩が痛む。もう1ヶ月もすれば半分以下の積雪となるのだが、除雪が嫌いだとは思わない。他にやることもないし、体が動くうちは健康を維持する一環だと思っている。でも今日はやりすぎたかも。

 下の写真は2023.02.15 9:10ころ撮影 不動社社務所前からおおまがりまでの300mの道路を、不動社脇の川から水をポンプで汲み上げて、この水を流して消雪をしている。散水方式ではなく、道路のアスファルトを平面に仕上げて流水で雪を消している。珍しい方式である。数年前までは高龍神社を過ぎた橋のたもとまで流水していたが、多々クレームが入り、現在はおおまがりまでとなっている。このためおおまがりの急坂で冷えた朝は路面凍結して登れない車が続出している。小生もつい先日登れなかった。高龍神社から竹之高地までの道路は冬季間道幅が狭くなり、車のすれ違いができないのだからなんとか対策をしてもらわねば・・・、事故が起こってからでは遅いと思う。

 

 

 

2023年2月15日

2023 山歩き かんじきウォーク2

2023-02-12 積雪225cm

 朝起きて自宅周りで凍み渡りができたので期待して竹之高地に来たら、残念ながら雪が柔らかい。長靴で力を入れて踏み込むとズボッと潜ってしまう。小屋の寒暖計は-2℃(最低気温は-3℃)を示していた。積雪量を測って、一服。

 今日も凍み渡りは期待できないので、養鯉池の様子見はかんじきを持っての出発となった。村を抜け山道に入ると長靴だけでは少々潜るのでかんじきを履いての山歩きとなった。沢の中の池で向こう側から沢を超えて雪崩が池の中まで流れ込んでいた。池の土手は大丈夫だろうかと思うも雪解けを待つしかない。他の池では沢の水をホースで引き込んだ場所だけ水面が見えて大丈夫そうだ。あわよくばふきのとうでもと期待したが昨日の場所と同じく雪が切れて土手が見えるような所はなく、春はまだ遠いと感じた。

 昨日よりかんじきが潜らず歩きやすいので、この峯を登り南蛮峠近くの名もない山の頂を目指してみようと登り始めた。途中マンサクの木がたくさんあるのだが蕾はまだ固く閉ざしていた。山頂に着き快晴の青空と周囲の山を見て久しぶりの景観に少々感動した。休憩しているうちに近くの南蛮山まで足を伸ばしてみようと思い気合いを入れ直た。お日様が照りつけ、気温もだいぶ上がって雪面は柔らかくなり、かんじきが雪に潜ってきたが頑張るしかない。ペースを落としてゆっくりと山道づたいに登り五箇山(ごかやま)の切り通しを抜けると、長岡市内が一望できた。山の裾野から雪に覆われた長岡市街地が見えて、遠くに米山、弥彦山、その向こうに佐渡ヶ島まで見える。佐渡の高い山が白く雪がかぶっているのが分かる。反対側には猿倉岳(さるくらだけ)、枡形山、鋸山(のこぎりさん)が見えて、その向こうには三条の粟ヶ岳(あわがたけ:標高1292m)が一際白く輝いていた。快晴での雪山歩きは気持ちが良い。気分爽快、全てを忘れて開放感に浸っている。

(上)写真は2023.02.12 10:10ころ撮影 五箇山展望台より長岡市街地を望む。

(中)写真は2023.02.12 10:15ころ撮影 五箇山展望台より鋸山を望む。右に枡形山、左に鋸山、左端遠くに小さく粟ヶ岳が写っている。

 五箇山の展望台にスノーモービルの軌跡があった。昨日来たみたいだがよくここまでこれたものだ。南蛮山(なんばんやま:標高548m)に到着。山の頂上で横枕方面から登ってきた人に出会った。スノーシューを履き雪山に慣れて、装備が万全だと感心した。横枕からここまで8km以上はあると思う。写真を1枚撮らせていただき、お互いに別方向に下山した。帰りは南風が強くなり、遠くの山はモヤがかかったように白くなり見えなくなった。かんじきはズボズボと埋まってペースは上がらず、ゆっくりとした下山になった。社務所脇に12時前に到着した。往復時間:3時間、歩行距離:8kmくらいかな。紫外線のせいか顔が赤くなった。

 昼の気温は+9℃まで上昇。空に雲が出てきて昼食を食べ終わる頃には太陽が隠れて曇りとなった。午後から少々除雪をして山を下りた。

(下)写真は2023.02.12 10:30ころ撮影 南蛮山頂上にて、お名前を聞かぬまま分かれてしまった。

 

 

2023年2月12日

2023 山歩き かんじきウォーク

2023-02-11 積雪235cm

 竹之高地に着いてまず寒暖計を見たら+1℃を示していた。ストーブを点けて、昨日の降った雪を払い、積雪量を測って、一服。

 今日は空に雲は多いが昼からは晴れる予報なので、養鯉池の様子を見てこようと準備し、「かんじきウォーク」で山を目指す。9時20分に出発して、長靴では膝まで潜ったので、かんじきを履いて雪上を歩くが、それでも15cmも潜る。結構な足の負担を感じる。100m進むと一息ついた。急な上り坂を選んで行ったのが間違いであった。また、100m進んだところで腰を下ろしての一服となってしまった。運動不足を感じる。池に着いて時計を見たら10時10分、50分もかかった。夏場なら20分もかからないのに、倍以上時間が掛かり、その分体力も使っている。池のほとりで遠くの山を見ながら妻が持たせてくれたお茶とスポーツドリンク飲んで休憩となった。池は沢の水を少量入れているがその周り1mくらいは水面が見えるがそのほかは雪面である。土手には2mを超える雪が積もり、まだ割れずまあるく雪が被っている。崖っぷちで1mくらいの土が見えている場所もあったが、ふきのとうは見つけることができず、春はまだ遠くに感じた。池の周りを歩いて土手は崩れていないことを確認して下山した。帰りは来た時のかんじき跡を歩くから楽である。あちこち見ながら下がってきたが30分で社務所に到着した。夕方自宅に戻ったら太ももがパンパンになり、足の付け根が痛くなった。かんじきウォークは万歩計で8千歩しかなかったのに、除雪で2万歩の時とは違うところが痛いのだ。やっぱりかんじきはきつい、運動不足、それとつくづく年老いてしまったのだと思う。

 写真は2023.02.11 11:00ころ撮影 かんじきの跡を撮った。池の見回りからの帰り雲がなくなり太陽に照らされた。青空と白い雪のコントラストが雪上歩きの爽快な気分になる時だ。

 

 

 

2023年2月11日

小屋前に軽トラ入る

2023-02-08 積雪250cm

 朝9時ころ竹之高地に到着。車から降りてもいつもの寒さではなく、今日は竹之高地でも暖かさを感じる。何度だろうかと小屋の寒暖計を見ると+3℃を指していた。雪融けの湿気か暖かく春が近いからか山を見ると少し霞んで見える。

 午後から雨予報なので午前中に小屋までの除雪をやりたいと朝から張り切って作業に取り掛かった。1時間くらいしたところに仲間が自分の鯉の様子を見てきたと小生のところに来て一服。シャッターを開けたまま外を見ながら、もうちょっと冷えてくれれば凍み渡りができ、山の養鯉池を見回ってきたいという話になったが、今日は暖かくかんじきを履かないと山にはいけないし、お互いに年を取ってあんまり無理はできないと話は終わった。でも大峰山方面にかんじきの足跡が残っている。元気な人がいるものだと2人で感心する。

 余談ですが、玉サバの水槽のろ過材の上に先週種を蒔いたクレソンが芽を出していた。玉サバの排泄物をクレソンが肥料・栄養にして育ってくれれば、水槽の水換えも不要になるかもと思っている。玉サバの水槽は電気ヒーターで15~18℃に温めて餌を3日に1回のペースで少量づつ与えている。先月の電気代が4万円弱の請求が来た、高い。来月は5万円を超えるのではと思い、ヒーターの設定温度を1℃下げた。12月~4月までの5ヶ月間で電気代が20万になりそう、売上はそんなにないのに、トホホ。

 実働2時間で道路から小屋までの除雪を完了した。今日は約60cmの雪を掘ったが、固く重い。雪の切り出しはスノーダンプが刺さらず、小さくして押し運ぶのにも力を使い、汗がにじみ、ヤッケを脱ぎ作業した。途中から肩が痛くなり、足運びも重くなった。先月の20日過ぎから2週間もかかってしまったが小屋まで軽トラで入れるようになった。「バンザイ、やったぜ!」

 写真は2023.02.08 12:00ころ撮影 小屋脇に軽トラを入れて記念撮影。除雪した両脇には250cmの雪の壁がある。

 達成感あり。ひとまずは昼だ、午後から入口をもうちょっと広げようとと思いつつ昼飯とした。昼休みはシャッターを閉めて、疲れもあったのでまどろんでいた。ラジオの1時の時報で目が覚めた。シャッターを開けて外を見たら、みぞれであった。一気に力が抜けてしまった。そのまま片付けて山をおり、自宅のパソコンでこれを打ち込んでいる。窓の外は雨がしとしとと降っている。まだこんなに明るいのに・・・。

 

 

 

2023年2月8日

2023 秘密基地

秘密基地で妄想

 不動様修行者が小生の農具小屋を「秘密基地」と名づけてくれた。言われてみれば、冬季間は雪ため道路からは見えず、隣の施設から回って雪道を歩いてこないと見えない。夏は道路から見えるが、かまぼこ形の耐雪型車庫のため知らない人はよってこない。昔のガキどもが遊びに来る隠れ場所である。

 2間×3間の小屋は一応鉄骨造りで波鉄板で囲ってあるだけで、入口はシャッターのみ、すきま風が入ってきて、ストーブを焚いても室温は15℃までしか上がらない。窓がないので電気を2灯取り付け、シャッターを閉めても中は明るくできる。雪で閉ざされているため外の音は一切聞こえない。小屋の中には農機具を所狭しと置いてあるが、入口の狭いスペースにストーブを置き、その周りにもらった椅子を数個置いている。NHK第1しか聞けないラジオと悪ガキが持ってきた劇画の単行本がたくさんある。ストーブでお湯を沸かし、食事はインスタントラーメンを作りおにぎりと一緒に食べている。水はお不動様の手水舎に貰いに行き、トイレは社務所を利用している。コーヒー飲料とスポーツドリンクをスーパーから買い込み常備している。いつ持ち込んだかわからないが災害用の非常食も置いてある。寝泊りはできないが除雪作業の一服場所である。夏は桜の木の影で風通しがよく涼しい?冬は隙間だらけのため寒い。

 ところで小生には「調理のできる薪ストーブを置き、ごろ寝ができるように畳を2枚ほど敷き、晴耕雨読の山小屋にしたい」という夢がある。もう一つ、竹之高地はテレビの地上波が見れないのでインターネット環境ができればと思う。パソコンを持ち込んで竹之高地だよりを書いて時間を忘れることができる。昼は竹之高地で畑を耕し野菜を作り、玉サバの成長を見て喜び、夜は自宅で母ちゃんとゆったりとした時間を過ごす。もう古希を迎える小生、社会に出て50年となる。これを契機に会社勤めを退いて、一日中竹之高地で遊んでいて良いだろうとこの頃つくづくと思う。

 もう一つ、この小屋を利用して、春は山菜、夏秋は竹之高地で作った野菜を小屋の前に並べておけば、訪れた人たちがもらってくれるのではないかと思う。山菜は美味しく食する期間が思ったより短く、ふきのとう、コゴミ、山うど等は2週間程度で5月中旬に旬が終わる。野菜は山の雪が融ける5月中旬以降に種まきをするから、早い物でも7月下旬からの収穫となる。竹之高地で採れた山菜・野菜は一味違うと皆が言ってくれている。その言葉が竹之高地で働く者の励みとなっているのは事実である。

 いずれも新鮮なものが良いから朝早くに収穫したものをその日のうちに食してもらいたいが、多く並べても残った物の処理にも困る。そもそも山菜も野菜もそんなに採れるものではない。無人販売で少量を安く提供し、土・日曜日のみの販売とすればそんなに負担にはならない。これならできそうだと思う。時には店番をして訪れた人とお話すれば、もしかしたらまた来てくれることになり、竹之高地がもっと広まると思う。今年の春から販売できるように山の仲間にも声をかけてみよう。

 竹之高地の現住民は1人であり、元住人も年老いてこの山に通ってくる人が毎年1人2人と減っている。小生もあと何年竹之高地に来れるかと考える日々である。

 

 

 

 

 

2023年2月8日

久しぶりの太陽

「越冬いけすのふきのとう」

2023-02-04 積雪265cm

 小屋の寒暖計が最低気温-6.5℃を示していた。今朝もおおまがりで氷が張り、タイヤが滑って登れず、再度の挑戦でなんとか登ってこれた。10時過ぎに来られた参拝者の車が滑り、立ち往生となってしまったが、後から来た人に助けられてなんとか竹之高地にたどり着いた。これからの季節は晴れた夜は放射冷却により気温が下がり、道路脇の雪が昼に融け、早朝に凍結するので、冷えた朝は気を付けないといけない。

 今日は立春。春の気配を感じるものはないかと村の中を探してみたが見つからず。右の写真は、10年以上前のもの、撮影日は1月末、鯉の越冬施設の中、ふきのとうが芽を出して採りごろになっている。

 昨日からの晴れが10時ころからだんだんと雲が出てきてお昼すぎから冷たいみぞれになった。早々に山をおりてきた。

 

2023-02-05 積雪266cm

 今日は一日晴れ。今冬の小生の休日は雪か雨の日が多く一日晴れた休日はなかった。今日は気持ちの良い晴れやかな日となった。不動様には参拝者が多数訪れて、竹之高地の雪景色を堪能されていた。

 昨日はみぞれから夜半に雪に変わり、今朝は10cm程の新雪があった。太陽が朝から眩しく、一面の雪を照らして、新雪は夕方にはほとんど融けた。太陽の力はすごい! 2月20日頃までは気温が平年より高めで推移し、雪も少なめとの予報が出ている。

 小屋の前まで軽トラが入れるように今日も除雪に頑張ったが、雪は固く重く、開通せずに力尽きた。来週こそは軽トラを入れるぞ!

 

 写真は 2023.02.05 9:00ころ撮影 不動社社務所前から撮影

 今日は除雪車が来ず、駐車スペース半分以上を社務所守番が小型除雪機で懸命に除雪作業をしていた。写真手前は彼が除雪した。奥の軽トラの部分は除雪してないが、午後からはアスファルトが見えてきた。

 

 

 

今日から2月 まだまだ雪は降る

2023-02-01 積雪280cm

 今日から2月となった。まだまだ雪は降りそうだが、寒波もちょっと一休みのようだ。竹之高地に向かったが200m程手前の急坂で道路一面に氷が張り、車がスリップして登らなかった。4WDに入れてなかったのに気がつかず大失敗。大曲(おおまがり)を過ぎれば水が流れているので凍る心配はない。だいぶ気温が上がり3日間で積雪が40cmも減った。小屋の寒暖計で最低気温-3℃、お昼には+3℃まで上昇、少し暖かさを感じた。社務所の屋根の雪が1週間ぶりに滑り落ちていた。社務所の玄関が埋まり、中に入れない守番が朝早くからスコップで小型除雪機を掘り出して、除雪を始めたところに小生が竹之高地についた。除雪機を出すのに1時間もかかったそうだ。お疲れ様です。

 いつものごとく道路から小屋まで歩く幅だけ雪を払って一服、小屋の周りに先回残したところの雪が60cmで除雪しやすかった。気温も上がったせいか少々の汗をかいてしまったので又一服。少し除雪を始めたところに山の仲間が来たので錦鯉談義をして一服。除雪は進まないがちょうど良い休憩となった。

 小屋前に軽トラが入れる分の除雪を1週間してなかったので、そこには100cmを超える雪が積もっていた。今日はここの除雪を少しでもと思いチャレンジしてみる。この量の雪だとスノーダンプでも1回では取りきれず、手間はかかるが2段掘りで排雪する。上からスノーダンプを縦にして雪に押し込み、豆腐を包丁で切るように四角に切れ目を入れ、雪を高さ50cmくらいを目安にスノーダンプを差し込み、ちょっとダンプの手元のバーを押し下げると雪が動く。手前にダンプを引っ張り50cm角の雪を取り出し運び排雪する。これを延々と繰り返す。除雪幅5mで2段掘りにすると20回運んで、50cm前に進む。上はサクサクとスノーダンプで切れ目を入れられたが、下半分は固く締まっていたためスノーダンプが刺さらない。角スコップを出してきて差し込み、切れ目を入れ、スノーダンプを足で思いっきり力を入れて差し込み、雪を動かして運び出す。降った雪は1-2日で除雪するのが楽で良い、1週間で1m積もった雪は下から固く締まってくる。掘るのが難儀になる。毎日こまめに除雪をすのが体に負担をかけず楽である。

 上の写真は 2023.02.01 9:30ころ撮影

 不動社社殿の屋根は急勾配のトタンなのだが雪が滑り落ちずにこの寒さでたまっている。今日は落ちる気配がなかった。

 

 今週後半には節分、立春となり暦の上では春となる。2月上旬はそんなに雪が降り積もらない予報だ。

 今日はお昼過ぎに山を降りて来た。ここ2-3日の暖かさで小生の軽トラの下回りについていた大量の氷が溶け、夕方には全て氷を落とすことができた。

 

 下の写真は13年前の古いもの。数年前に取り壊した実家の屋根の雪下ろしで記念撮影 2009/01/18 AM9:00ころ撮影

 

 

 

2023年2月1日

2023 積雪3m超え

2023-01-29 積雪320cm

 今日は自宅の車庫と下屋の雪下ろしをし、おろした雪の片付けで午前中いっぱいかかってしまった。年寄りになってしまったとつくづく感じた。若い時は2時間位で終わったのに・・・。ちなみに自宅車庫屋根の積雪は1mちょっとであった。

 午後から懲りずに竹之高地へ向かった。昨日の夕方きれいに除雪したのに、腰まである雪をかき分けて小屋に入った。一晩で80cmも積ったのだ。積雪は3mを超え320cmもあった。昨日と今日の午前中の除雪作業で疲れがドッと出て、小屋でお茶を飲みながら外を見て、つくづく竹之高地は山の中にあるのだと思った。

 道路の除雪重機は朝一回除雪したのに2時過ぎにまた回ってきた。夕方5時過ぎまで動いている。朝は4時ころから出動して12時間以上も働き通しなのか? 休憩は逐次とっていると思うが、あんまり無理せずにお願いします。除雪はあなた達がいないと誰もこの山の中までは来てくれないのです。頼りにしてます。

 不動社守番もこの雪の量には参ったと言いつつ、不動様社殿までの除雪を小型の除雪機とスノーダンプを使い頑張っていた。小生はちょっと作業をしては休み休みやっているのだが、彼はほとんど休まずに除雪を続けている。あんまり頑張りすぎるなよと声をかけたが、手を休めずに働き通しである。ご苦労様です、いつも不動様まで除雪してくれてありがとう。

 気温は小屋の寒暖計で最低-3℃、最高-1℃、雪は時々舞い落ちてくる程度、帰りには降り止む。昨日の雪は乾いた雪だったが、今日は握れば雪玉になる湿気のあるいつもの雪だったでした。

 昨日除雪した部分だけでもと思ってやり始めたが、思うようにはかどらず、道路から小屋まで歩けるように除雪をして、山をおりてきた。

 

 写真は社務所手前100mの付近 2023/01/29 PM5:00ころ撮影

 除雪して綺麗になった道路、雪壁の高さは3m以上。

 

 

2023年1月29日

2023 最強寒波の置き土産

2023-01-28 積雪270cm

 今日も竹之高地に来た。家族を誘ったが誰もついてこず、一人でのんびりと雪を見ようと竹之高地に向かった。自宅周辺は積雪50cm程度であったので山もそんなに多くはないだろうと思ったが、竹之高地に着いてみてびっくり、雪の量が違う。積雪も多いなーと感じたが、25日夕方まで除雪した場所に90cm~100cmの雪があったのだ。道路から小屋までの15mをアルミスコップでかき分け、短い足でラッセルしてようやく小屋にたどり着いた。小屋の入口シャッターの前の100cmもある雪をスコップでほりあげて、やっと中に入ることができた。ちょっと汗が滲んできて、もう半日分の作業をした感じとなった。ストーブをつけて母ちゃんが持たせてくれたお茶を飲み一休みだ。酒飲みはここで缶ビールとなるのだが小生は下戸である。タバコを吸って煙をフーと吐き出したら疲れたと感じて、長い一服となってしまった。気を取り直してスノーダンプで雪運びを始めたところにお客様がいらした。しばし大雪の話をした。竹之高地の山向こうの種苧原(山古志)や田代(栃尾)はここの2~3割増の積雪だろうと他所の心配をして、互の近況確認をして別れた。その後、元住人が来て錦鯉談義、今年は三色を諦めて紅白でいいものを作ると話していた。除雪作業をあんまりしないうちにお昼となってしまった。

 いつものように小屋の周りを除雪し、駐車スペースを確保しようと頑張ったが諦めた。小屋周りと屋根の雪をほって今日は終わった。今日の雪は湿気がなく軽くふわふわであった。お昼すぎまで雪がチラチラと舞う程度で空も明るかったが、2時ころからどんよりとした灰色の雲に変わり、雪が本降りとなって、夕方までに20cmは降り積もった。夕方今日降った雪をさっと片付けて、明日は自宅車庫の雪下ろしを先にやってくるかと思いつつ山をおりてきた。

 今期最強寒波の置き土産かと思う、まだまだ気温の低い日が続く、今夜から明日にかけて大雪の予報が出ている。来週は日中の最高気温が+2℃くらいまで上がり、水曜日には+8℃の予報となっている。ただ最低気温は-2~-6℃となっている。日中の気温がプラスになっても上空の寒波は居残り、天候は雪か曇りでいつもの雪国の天候となりそうだ。

今日までの4日間の竹之高地の気温と天候と降雪量を書き並べた。26日、27日は関係者からの情報を元に数字をいれた。

25日 最低-7.5℃ 最高-3.0℃ 雪  降雪量30cm 積雪215cm

26日 最低-6.5℃ 最高-1.0℃ 大雪 降雪量60cm

27日 最低-4.0℃ 最高-0.5℃ 雪時々曇り 降雪量20cm

28日 最低-4.0℃ 最高-1.0℃ 小雪/雪  降雪量20cm 積雪270cm

 明日は町内の月1回の定例会だ。毎回関係者が15人くらい集まるがこの雪で、何人の人が来れるやらといらぬ心配をしている。社務所前の駐車スペースは除雪が良いので20台くらいは置ける。ただし、朝と夕方には除雪車が来て排雪するので車を留め置くことはできない。除雪業者スタッフと市担当者には感謝です。いつもありがとう。

写真は社務所前より一本杉を撮影 2023/02/28 AM10:30ころ

 一瞬の晴れ間、雪はチラチラと降っている。

 

 

 

2023年1月28日

最強寒波襲来

2023-01-25 積雪215cm
 予想より降雪が少なく自宅で雪が5cmくらいであったので竹之高地に向った。途中で猛吹雪でホワイトアウト状態に。前から車が来ないようにと願いつつゆっくりと車を進める。ようやっと竹之高地に着いたが、今朝は小生一人であった。ちょっと寂しい気分。30cmほどの新雪をかき出して、いつもの場所で積雪を測定、215cmであった。小屋の寒暖計で最低気温が-7.5℃を観測、今冬の最低であった。お昼には-3℃までしか上がらず、真冬日となった。ここまで気温が下がったのはあまり記憶にない。気象庁が言う「10年に一度の最強寒波」を感じた今日だった。
 雪は時々止むが風は強く、カッパを着て除雪をしているが、氷点下の世界は寒い! 今日は不動様の守番が来ないので社殿まで歩ける程度の除雪をして 、不動様手を合わせて山をおりた。
 帰る頃には雪が止み太陽が出て雪に反射してまぶしかった。道路の境界がわからなくなり、車の速度を落として走る。消雪パイプのあるところは気温が低すぎて、路面の雪が水で融けた部分と、雪が凍結して残った部分が交互になり、下駄の歯のようになっていて、車は徐行して走るしかない。時間はかかったが人も車も無事に自宅まで帰ってこれた。自宅の消雪も機能せず、小雪ホースから水が出ている部分しか雪が融けていない。最強寒波で寒すぎるのだ。
 小生の経験上、風が強いときは竹之高地の降雪量は少ない。風が弱くなり寒波が動くときにドカッと雪が降る。強い風が吹くときは雪雲が県境のほうに吹き飛んでゆくので降雪は少なく、風が弱いときはここの低い山に引っかかり雪雲が停滞するのだと思う。明日から少しづつ気温が上がり、週末にかけて降雪は多くなりそうだ。週末は「雪ほりツアー」だと家族を誘ったが無視された・・・。

 

 写真は社務所前より北側方向 2023/02/25 AM10:00ころ撮影

 雪と風が小康状態となり山の峰が見えてきた。このあとすぐに猛吹雪となった。

 

 

 

2023年1月25日