積雪1mを切る

2023.04.01 積雪95cm 

 今朝、竹之高地に行ってびっくり、雪が少ない。昨年の4月2日の積雪は135cmであった事を考えれば、今年は昨年より10日間程度雪解けが早い。気温は朝9時に10℃を超えて、暖かく南風がそよ吹く程度、空は青く晴れ渡っていた。梅の花が5分咲、山桜は6分咲、木々の芽吹きが少しづつ見れて、春を感じる季節となった。

 さっそく散策を始め、まずはゴーゴーと雪解け水が流れ落ちる不動滝にしばし見とれていた。振り返ってフキロ沢を見れば地肌にいつの間にか草木が生え緑色になっている。ブナの芽吹きはもうちょっと先のようだ。桜(ソメイヨシノ)の蕾は膨らみ、来週には開花するような気候だ。小屋から遠くないところでも「アツキナ」が採れるかと山に出かけた。アツキナは「フキロ沢」とか「アツキナッピラ」に行かないと出ていないみたいで近くではまだ早かった。でも山野草の花を見ることができた。「カタクリ」「オオバキスミレ」「キクザキイチゲ」「カントウたんぽぽ」等々早春の花が咲き始めた。デジカメで写真を撮りつつ春を感じる。紫色のカタクリの花の脇に白花カタクリの蕾を見つけて喜び、ここで見とれて一服。春の柔らかな陽光とそよ吹く南風で至福の時を過ごした。山の畑脇のふきのとうを少しいただき、帰ってきた。

 小屋で休んでいると客人が来て庭先から山を見て「春が来た」と話をした。ふと庭先に目をやると先週残しておいたふきのとうがない!ここ2-3日のうちに全部盗られた。先日の畑の脇といい、今度は人の庭先で盗っていくとは・・・もう呆れ果てた。

・上写真 2023.04.01 12:50頃 撮影 村中ほどからフキロ沢を望む

・中上写真 2023.04.01 10:30頃 撮影 今年初めてのカタクリの花

・中下写真 2023.04.01 10:40頃 撮影 オオバキスミレ

・下写真 2023.04.01 11:50頃 撮影 キクザキイチゲ 

 花のすぐ脇に「木の芽(アケビのツルの新芽)」が出ていた。徐々に春の山菜が芽を吹き始める季節となった。昨年より10日間程度早い。4月20日ごろには雪がなくなり、GWの連休には山の畑仕事が出来そうだ。

 

 2023.04.01  21:00 加筆、修正

 

 

 

2023年4月1日